2026年10月13日火曜日 睡眠の開眼と、フルバックの覚悟。7時間眠ることで、私の世界は凪になった。 - 株式会社アイルー

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9月は一度もブログを更新しませんでした。今日は本当に久しぶりの投稿です。

この間、生活や思考の面でいくつかの変化がありました。 断酒の完全継続は一度途絶え、現在は「頻度をできる限り少なく抑える」という節酒のスタンスを取っています。

酒を飲まなくなれば夜の自由時間が圧倒的に増えるだろう、と以前は思っていました。しかし、実際にやってみると意外とそうでもありませんでした。理由は単純で、日中の仕事で体も頭も疲弊しきっているため、夜帰宅しても何もやる気が起きず、何かをやろうとしても集中できないからです。

仕事が終わってから夜間にゴルフの練習や筋トレに励むとしても、日中の疲労がある以上、部活のように何時間も打ち込むことは不可能です。思い返せば、数ヶ月間ストイックに続けていた時期は、慢性的に体が疲弊していたのかもしれません。

超ショートスリーパーの「嘘」と、人体実験の結末

そんな中、9月にYouTubeで大きな話題となっていたのが、17年間「1日30分睡眠」で生活しているという後天的超ショートスリーパー・堀大輔氏の「1週間1日30睡眠生配信」でした。

彼の存在自体は数年前から知っていました。私自身、昔から短眠生活に強い興味があり、「睡眠時間が短ければその分活動時間が増えて人生が得になる」と考えていたからです。実際、ここ数年の私の平均睡眠時間は5〜6時間ほどで、8時間しっかり眠ることは滅多にありませんでした。だからこそ、「もし本当に短眠で健康的に、ノーストレスで生きていけるメソッドがあるのなら学びたい」と、どこかで彼を信じてみたい気持ちがあったのです。

しかし、8月に高須幹也氏とのコラボ動画や、専門の睡眠研究者・医師に対する彼の支離滅裂で非論理的な態度を見るにつけ、彼に対する疑問は決定的なものへと変わっていきました。

そして9月初旬に行われた1日30分睡眠の1週間生配信。 その内容は、まさに「強烈な眠気を必死に我慢して耐えているだけ」という凄惨なものでした。初日からマッサージ中に寝落ちし(本人はマイクロスリープだと主張していましたが……)、ピークの4日目には、素人目にも分かるほどの極度な睡眠不足症状が表れていました。目が腫れぼったくなり、瞼を開けているのがやっとの状態。頭は完全に回っておらず、舌がもつれてろれつも回らない。

「人間、睡眠を削るとこうなってしまうのか……」という、ある意味で恐ろしい人体実験を見せられた気分でした。

ちょうど同じ時期、日本の睡眠研究の権威である柳沢正史教授が「ラスカー賞」を受賞されたというニュースが大きく報じられました。 以前から柳沢教授の解説動画などは目にしたことがあったのですが、当時の私は短眠を目指していたため、失礼ながら真剣に耳を傾けていませんでした。

しかし、堀氏の現実と柳沢教授の科学的知見が重なったこのタイミングで、私の中で「睡眠の大切さ」が完全に腑に落ちました。 睡眠において最も重要なのは、質よりも何よりも「量(時間)」である、と。

7〜8時間睡眠がもたらした、圧倒的な「心の安定」

ここ3週間ほど、私は「早く起きること」よりも「十分な睡眠時間を確保すること」を最優先にする生活へ切り替えました。

朝4時に起きる必要があるなら、逆算して夜20時には布団に入る。仕事の都合で20時就寝が難しい日は、起きる時間を6時にずらす。今は毎日、生活スケジュールに合わせて20時〜22時の間に就寝し、4時〜6時の間に起きるルーティンを徹底しています。基本は21〜22時就寝、5〜6時起床です。

生活活動時間と睡眠時間に対する迷いが、完全に消え去りました。

目標値は8時間、自分には7時間でも十分だと感じていますが、それ以上の短眠は先天的なショートスリーパーの領域であり、私のような一般人が踏み込むべきではないと割り切りました。

この「しっかり眠る」を実践し始めて約3週間。 自分でも驚くほど、日常のストレスが激減しました。

本業のビジネスや会社の状況は、相変わらず一筋縄ではいかない大変な局面が続いています。しかし、脳と体が十分に休まっているため、私の精神状態は極めて良好です。 多くの責任を背負い、クリアすべき課題が山積みであることに変わりはありませんが、睡眠が満たされているおかげで、心に妙な焦りが一切ありません。「なんとかなる」と冷静にリングに立てています。

フルバック(黒ティ)での最下位と、確かな手応え

睡眠が整ったことで、ゴルフの面白さもさらにグッと増しました。 仕事の兼ね合いもあり、現在は毎週のようにラウンドへ行くことはできず、月に1〜2回、競技ゴルフに誘われた時に行く程度です。しかし、その「競技」の真剣勝負がやはり最高に面白いのです。

現在、私はホームコースである富士カントリー可児クラブの競技に絞って参加しています。 競技にはクラス別の月例杯や白ティからの祝日杯など様々ありますが、ハンデ15以下の選手が集まる「研修会」というスクラッチ競技があります。

研修会は全ホール「フルバック(黒ティ)」から回ります。 私のドライバーの飛距離は220〜230ヤード。正直、この飛距離でフルバックから戦うのは厳しいだろうと思い、これまではフルバックでのラウンドをずっと敬遠していました。

しかし、7月に初めて研修会に参加してみました。結果は「103」を叩いてダントツの最下位。 続く9月の研修会でも「106」で再び最下位でした(笑)。

普通なら心が折れるような打数ですし、言い訳のしようもない成績です。しかし、実際に黒ティから18ホールを回り切ってみて、私の腹の中に湧き上がってきたのは意外な感覚でした。

「あ、これ、なんとかなるわ」

ドライバーが220〜230ヤードしか飛ばなくても、マネジメントとセカンド以降の精度次第で十分に勝負できるという手応えを掴んだのです。

そして10月、クラブチャンピオンシップ(4日間のスクラッチ競技)が開幕しました。 フルバックから一度も100すら切っていない状態でのエントリーです。結果は当然のように予選敗退でしたが、予選初日「96」、予選2日目「90」と着実に打数を縮めました。 今年の予選通過ライン(2日間合計)は175で、下位の方ではありましたが、最下位ではありませんでした。そして正直に言って、「このフルバックの舞台でも、予選を通過できる」という確固たる自信が芽生えました。

ここ数ヶ月、ドライバーの不調が激しく、スコアが崩れる日は決まってチーピンが出まくって苦しんでいました。ドライバーさえまともなら70台が出るポテンシャルはあるのですが、7月から昨日までずっと苦しい戦いが続いていました。 昨日もドライバーは相変わらずチーピンばかりで飛距離も出ず、常に苦しい場所から2打目を打たされる展開でした。しかし、粘り強いアプローチとパッティングで凌ぎ切り、なんとか「80台」でまとめることができました。

「ドライバーはいつか必ず戻ってくる。今は割り切って、セカンドショット以降で泥臭く耐えよう」

そう決めて挑んだ昨夜、日課の練習場でついに強烈な「閃き」が舞い降りました。

「ドライバーショット、たぶん……原因と正解はこれだ!」

今日は会社の定休日です。 午前中はオークションで車をしっかりと仕入れ、午後からはこの昨夜の閃きが本物かどうかを確かめに、練習場へ行ってきます。

自分の頭脳と体で、試行錯誤しながら正解を手繰り寄せていくこの感覚。 ゴルフも、ビジネスも、人生も、本当に最高のゲームです。さあ、練習場で確かめてきます!

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