2026/10/31
早いもので、もう10月も終わりです。 明日から11月。今年も残すところ、あと2ヶ月となりました。
アメリカ大統領の中間選挙(11/3)を控え、株式市況は低調。私が保有している米国株の利益もすっかり剥げ落ちてしまいました(泣)。ゴールドも最高値をつけた後の安値を更新し、どこまで下がるのやら。さらにイラン情勢も出口が見えません。
ビジネスの世界に目を向ければ、中古車の小売りで利益を出すのがますます難しい時代になってきました。 仕入れた車をネットに掲載するのはもはや当たり前。SNSでの発信、業販サイトのワンプライス、業者オークション、海外への輸出など、多岐にわたる販路に適切に露出させ、高回転で回していかなければ生き残れません。一台の車を動かすために求められるタスクが圧倒的に増えており、現場のスタッフたちも疲弊気味です。それを完全にやり切っているお店が繁盛しているわけですが、我がアイルーは残念ながらまだ移行の途上。時代に乗り遅れている感は否めません。スタッフの高齢化という現実もありますが、言い訳をしたところで状況が良くなるわけもありません。まずはやるべきことを、泥臭くやり切るのみです。
もともと中古車販売というのは、決して楽に稼げる仕事ではありません。トラブルも非常に多い。 今となっては、業者オークションから仕入れて一般小売りに回すという従来の中古車販売のモデルは、いささか割に合わなくなってきていると感じます。
それに、業界の構造的な闇とも言えるのが「業者間取引のトラブル」です。 少し言葉は悪いですが、業者間オークションの裏側は、昔から一種の「騙し合い」の側面があります。明らかに何かを隠したり、故障状態が表面化しないような工作をしていたりする出品者がいまだに絶えません。会場側のクレーム規定もかなり杓子定規で、あからさまな隠蔽であってもルール上はクレーム対象外になってしまうこともあります。いつか業界全体を揺るがす大きな問題になるのではないかと、ひそかに危惧しています。
高年式の車や、いわゆる「修復歴(事故歴)のない車」であればまず大丈夫ですが、修復歴のある車は本当にリスキーです。 だからこそ、最近の私はできる限り修復歴のない車か、仮にあるとしてもその度合いや修復箇所を徹底的に見極めてから仕入れるようにしています。納車後にお客様の元でトラブルが起きるほど嫌なことはありません。お客様の立場になればなおのことです。毎日、胃が痛くなる思いでハンドルを握っています。
今日もJU岐阜で仕入れに挑んでいますが、なかなか思うような車が買えません。 正直、焦ります。 はぁ……と気分が重くなってしまう日は、大好きなゴルフの話で頭を切り替えるに限ります。
プロアマ戦での出会いと、田中秀道プロの告白
実は昨日、いつもお世話になっている練習場の「プロアマ戦」の抽選に運良く当たったので、出場してきました。 去年の大会ではなんと「ホールインワン」を達成したという、私にとっては非常に思い入れのある大会です。毎年この大会を狙っているわけではありませんが、今年もこうしてご縁をいただけたのは最高のタイミングでした。現在の「真スイング」を実戦の場で試す、これ以上ない絶好の舞台です。
昨日のラウンドで同伴していただいたプロゴルファーは、倉本泰信プロ。通称「REX倉本」と呼ばれ、U-NEXT等で女子ゴルフやPGAツアーの解説を務められている有名な方です。私は当日まで存じ上げず、慌ててネットで調べましたが情報しきれないほどの方でした。
さて、肝心のラウンド結果ですが、【 43 – 44 = 87 】(30パット、3OB、1バーディ、8パー)
ニアピン、ドラコン、順位の賞などは一つも掠りもしませんでした(笑)。3番のパー3ではピン1メートル以内にピタリと付けたので「もらった!」と思ったのですが、まわりの参加者の皆さんが上手すぎるのだから仕方がありません。
ドライバーはまずまず。真スイングをもってしてもチーピンは出ますが、タイミングがズレると左に行きやすい傾向がまだあります。 ショット全体はおおむね上手くいき、アプローチも上々。バンカーは5回入れて1回ホームランをやらかしましたが、致命傷にはならず無事生還しました。
特に良かったのはパターです。 実は先日の研修会で、同伴者に「ヒールを浮かせて構えているのは狙いなのだろうか?」と指摘されたことがずっと引っかかっていました。確認してみると、確かにヒールが浮いてボールの真上に目が来るような変な構えになっていました。 そこで、シャフトの傾斜なりにきちんと構え、ソールを地面と完全に平行にするという「本来の正しい構え方」に戻して打ってみたところ、劇的に転がりが良くなりました。ヘッドの開閉はあるものの、「真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す」という絶対的な感覚を掴むことができました。その成果が昨日の好調なパッティングに繋がりました。
そして昨日のパーティでは、同じく参戦されていた田中秀道プロが、衝撃的なエピソードを語ってくださいました。 彼は、日本ツアーで10勝以上を挙げ、あの「日本オープン」での劇的な逆転勝利でも超有名なトッププロです。その田中プロが、「35歳で渡米してから18年間、ショットのイップスを発症し、100も切れない日が続いた」と激白されたのです。
プロアマ戦などのイベントにも顔を出せないほどの重症で、長年もの凄く苦しんだとのこと。 しかし、シニア入りした後にショップで見つけた「シニア向けの柔らかいシャフト(スペックダウンしたクラブ)」を試したことがきっかけで感覚が戻り、ドローボールが打てるようになったそうです。その結果、2024年11月の国内シニア「コスモヘルスカップ」で約10年半ぶりとなるアンダーパー(初日71)をマークし、15年ぶりのトップ10入りを果たしました。昨日のプロアマでも「66」というスコアを叩き出し、出場プロ39人中のベストグロアを獲得されました。本当に凄まじい復活劇です。
パーティの席で他のプロが語っていましたが、昔のドライバーはパーシモン(木製)が主流であり、プロと言えどもパーシモンで真っ直ぐ飛ばすことは至難の業だったそうです。だから当時は「曲がるのが当たり前」という前提で、自分の持ち球(ドローやフェード)を駆使してフェアウェイに運んでいた。 しかし、田中プロが渡米した時代はクラブの進化が激しく、ヘッド体積がどんどん大きくなり「真っ直ぐ遠くへ飛ばすこと」が絶対の正義とされる時代に突入した。その過渡期の試行錯誤の中で、彼ほどの天才がイップスを発症してしまったのではないか、とのことでした。今では彼は再びXシャフトを自在に操るまでに復活しています。
ゴルフ歴丸4年の私からすれば、田中プロが18年間抱えた苦悩の深さは計り知れません。 それでも諦めずにプロの戦いの場に戻ってきた。 先日、研修会で2連続最下位を叩いた後に「競技ゴルフの世界に本格的に行こう」と決意した私にとって、これ以上ないほど背中を押される素晴らしいお話でした。本当に大きな力になります。
100を打つことが、もう怖くない
ラウンドの最中、同伴だった女性ゴルファーからカートでの移動中に「普段のスコアはいくつなんですか?」と聞かれ、「時々100を打つこともありますよ」と答えたところ、「信じられない!」とお世辞を言っていただきました。 私はこう返しました。 「まだまだいろんなスイングの試行錯誤を繰り返していて、フォームすら全然固まっていませんから、今後も100オーバーを叩くことはいくらでもありますよ。今日はただ運が良かっただけです」
嘘偽りない、今の私の本心です。100を叩こうが、もう何も怖くありません。 もちろん、打ちたくはありませんよ。でも、打つ時は打つ。それがどうした、という話です。 「できなかったことができるようになる」「分からなかったことが分かるようになる」。ゴルフというスポーツは、それだけで十分に楽しいのです。
昨日同伴してくださった倉本プロは、ご自分がアドレスに入る直前、ずっと腕の動きや身体の動きを細かく確かめていました。その所作が、今の私の取り組んでいるテーマにピタリと重なり、大きなヒントをいただきました。前上がりや前下がりといった傾斜地での打ち方も、プロの考え方を生で盗み、実戦の中で積極的に試すことができました。
プロが自分の番になって実際に球を打つまでのルーティンには、無駄が一切ありません。 アマチュアはついつい「早く打たないと迷惑かな」と焦ってしまいがちですが、プロは待っている間も自分の動きに集中し、腕の動きを何回も確認する。パターやアプローチでも、常に最高の準備を怠らない。
ゴルフはやっぱり面白い。奥が深すぎます。 ちなみに、田中秀道プロはドライバーショットで構えてから打ち終わるまで「6秒」らしいです。 私もまずは「8秒」を目指してみようかな(笑)。
目の前のビジネスはなかなかにタフですが、このクリアな頭脳と「なんとかなるさ」の精神で、11月も最高に楽しく駆け抜けていきます!